お問合せ時のご参考に
ここでは、当漸コンサルティングでどのようなコンサルティングもしくはコーチングサポートが可能か、ご相談内容の例を一通り列挙してみたいと思います。
基本的にここに記載してあるご相談でしたら、料金的にお手頃な『Eメール戦略相談』サービスでも対応可能なので、まずはお問合せください。
ざっくりとした内容が多いですが、実際にはここからさらに深堀していき、課題を明確にした上で取り組む事になります。
1.「当社とライバル企業についてリサーチ・分析をしてほしい」
ライバル企業の動向は、自社の業績、ひいては経営者の報酬・従業員の給料に大きく影響を及ぼす可能性があります。よって、多くの人にとって大きな関心事項と言えます。
一定規模以上の会社であれば、専門の財務アナリストを雇って事業分析を行っているはずですが、小さな中小企業や個人の場合、リソースが不足しがちでそうもいきません。大抵は、経営者や現場担当者の経験・勘で意思決定をしている事が多いと思います。
もしそれで中々うまくいかない場合は、試しに第三者のプロの意見もご参考にしてみてください。
2.「ビジネスプランやプレゼン資料の作成方法を学びたい、もしくは作成を手伝ってほしい」
私は過去に、国や県のいくつかの補助事業に申請した事があります。その経験・実績を基に、ビジネスプランやプレゼン資料の作成をお手伝いする事が可能です。
また、作成方法を一から学びたい方には、コーチングとしてカリキュラムを組んで作業を進める事もできます。
ただ、誤解の無いよう、これは書類作成を完全に代行するサービスではありません。あくまで作成をサポートするサービスと捉えていただけますと幸いです。ビジネスプランやプレゼン資料は、自分の言葉で書いてこそ意味があるからです。
補助事業に申請する場合や、商品の企画書などを作成する時に、当サービスの活用をご検討いただけたらと思います。
3.「赤字が続いている事業の相談に乗ってほしい」
これは、「赤字を黒字に転換させたい」というご相談となりますが、これほど沢山の人が思い悩んでいる普遍的問題は、世の中にそうそうないでしょう。
なぜ赤字になっているのかは、本当に様々な理由が考えられます。そのため、まずはお話を詳しくお伺いしない事には何とも言えません。マクロ環境・業界環境・内部環境の視点で、ビジネスの全体像を早急に把握するようにします。
Eメールのみでのサポートで解決の見込みがありそうであれば、そのままサービスを継続しますが、緊急を要したり、直接お会いしていろいろ確認したりする必要が出てきた際には、その旨をクライアントへ伝えて今後の判断を仰ぐ事になります。
4.「将来海外で働きたいので、ビジネス戦略や財務分析などを英語で学んでおきたい」
海外でお仕事をしたいというニーズは、体感的に数年前から徐々に増えており、特に円安で給料が中々上がらない昨今、この傾向は顕著になっています。
元々私は、ビジネス戦略および財務関連のスキルを英語で学んでいますので、例えば、戦略や分析は英語で行い、解説は日本語で行うなど、クライアントニーズに合わせての対応は可能です。また、若い頃には中々気づきにくい人生の落とし穴というものもありますので、お話の流れに応じて、そういう情報も共有していけたらと考えています。
ご興味ある方はお問合せください。
5.「海外での事業を考えており、英語での交渉時などに相談に乗ってほしい」
英語でのビジネス交渉には幅広い知識やスキルが求められます。最初は英語で雑談をしつつ、本題に入ったら相手から示されたビジネス戦略や財務諸表を正しく理解・評価し、その国の法律を考慮しながら限られた時間内に返答する必要があります。
英語が堪能な人であっても、一人では中々荷が重い仕事となるでしょう。
プロジェクトにもよるのですが、規模が大きければチームで取り組むのが現実的です。そうでなければ、少ない人材でやりくりする工夫が必要になります。
状況を把握する必要があるため、まずはお問い合わせください。
6.「海外の商品やサービスを日本で売りたいので相談に乗ってほしい」
こちらは逆に、海外で見つけた商品やサービスを日本で売りたいケースですね。
この場合、クライアントが何を得意としているのかで、コンサルタントとしての私のサポート内容も変わってくると思います。
例えば、語学が堪能なクライアントであれば、海外取引先との交渉はクライアントに直接行っていただいた方が話は早いでしょう。その場合、私は先方からいただいた資料や交渉内容の精査をしつつ、並行して日本ではその商品やサービスにどれだけの需要があるのか、収益性があるのかどうか、販路の開拓をどうするかなどを支援していく形が考えられます。
7.「ある商品・サービスの市場規模や売上予測をリサーチもしくは試算してほしい」
これは、クライアントがすでに売り出したい商品やサービスをある程度決めており、どれだけの売上が見込めるのか、事前に見通しを付けておきたい場合の相談例となります。
プロにご相談いただければ、それらの市場規模やマーケットシェアを推定し、将来期待できる売上をある程度予測してみる事は可能です。
何のデータも無い状態、そして売上予測も出来ていない状態で新規事業を始めるのは、リスク以外のなにものでもありません。
このような市場全体およびその中での自社の立ち位置を把握しつつ、将来の事業を予測する試算サービスは、お客様にとって非常に意味があると思います。
特に、あまり世間に出回っていない商品やサービスの取り扱いを考えている場合は重要です。今まで誰もそのビジネスを始めた事が無いのであれば、もしかしたらそれはビジネスチャンスと言えるのかもしれませんが、別の見方をしますと、単に市場需要が無いからとも考えられるからです。具体的に数値を入力して試算してみる事で、それまでは見えてこなかった現実や課題が明らかになる事もあります。
Eメールでのサポートも可能なので、お客様に必要性が出てまいりましたらご検討ください。
8.「〇〇を使って何か新たな商品を開発できないか、相談に乗ってほしい」
次は、新商品開発の一例です。私は過去に、農業などの一次産業に従事している方が、自ら原料を加工(二次産業)して、新商品を開発・販売する(三次産業)という、6次産業化プロジェクトによく携わっていました。
加えて、国や県の補助事業の一環として関わっていたので、その辺の事情にも精通しています。
農業の分野に限った話ではありませんけれど、「今取り扱っている商品を別の切り口で販売してみたい」もしくは「新商品開発のための補助事業に申請したい」と考えている方はお問い合わせください。
現在は戦略コンサルタントという立場上、直接の商品開発は出来ませんが、アイデア出し・収益性のチェック・ライバル企業の動向など、裏方として事業立ち上げのお手伝いはできます。
9.「ある技術を利用して新たなビジネスチャンスを生み出せないか、一緒に考えてほしい」
前の段落と内容的には似ていますが、こちらは特定の商品やサービスを取り扱うのではなく、事業単位でビジネスチャンスを生み出せないかどうかというご相談なので、スケールは一回り大きくなります。
現実にはこれ単体でご相談を受けるというよりは、他のメインとなるご相談内容から派生して検討してみるという流れになる事が多いと思います。
10.「新規ビジネスを考えているが、どのように利益を生み出すかを一緒に考えてほしい」
これはある意味、一番オーソドックスなご相談内容となりますが、それゆえに戦略コンサルタントの力が試される案件と言えます。
私でしたら、クライアントのお話をお伺いした上で、利益フレームワークなどの基本に則りつつも、クライアントの事情に合わせた課題解決アプローチを一から考えると思います。そして、それと並行して自身の役割も明確化していきます。
11.「ある業種の財務モデルを作成してほしい、もしくは作成方法を教えてほしい」
そもそも『財務モデル』とは何なのかと言いますと、ある事業や商品などの将来的売上や利益などの収益性、資本の構造、キャッシュフローを予測し、会社経営の意思決定に役立たせるためにエクセルなどで作成されるモデルとなります。
例えば、売上を予測するための手法としては、①前年比の売上成長率から計算する方法、②市場から推定する方法、③商品単価や供給量などから推計する方法、④回帰分析を使用する方法などがあります。
財務モデルの作成が比較的容易でかつ汎用的なのが①です。特徴としてはシンプルに分析が行える一方で、そこから得られる洞察(課題解決のヒント)も限定的となります。
残りの三つの財務モデル②・③・④は、作成に時間がかかり、一般的に複雑なモデルとなりがちです。ただし、より精密な分析が出来るため、深い洞察(課題解決のヒント)は得やすくなります。
現実には、複雑になりすぎない範囲で、クライアントのビジネスに十分役立つだけの洞察が得られるようなモデル作成を目指すことになります。「こうすれば良い」という正解は無いので、それが出来るかどうかは財務アナリストの腕次第です。
雛型を一回作ってしまえば、大きな事業変更が起きない限り、後は数字(仮定値)を入力するだけで売上・利益・資産構造・キャッシュフローなどのシミュレーションが出来るようになります。
このような財務モデル作成に特化したご依頼を引き受ける戦略コンサルタントはあんまりいないと思うので、ご興味ありましたらご相談ください。