詳しく知りたい方へ

こちらのページでは、当漸コンサルティングの財務戦略サービスについて、より詳しく知りたい方向けに分析ツール仕事のアプローチの仕方などをご紹介していきます。

通常、財務アナリストが分析を行う際には、『財務モデル』というものを作成します。

財務モデル-印刷用ダッシュボード

1.財務モデルとは?

『財務モデル』は損益計算書・貸借対照表(バランスシート)・キャッシュフロー計算書の三つの財務諸表から成り立っており、売上・費用・利益・資産構造・キャッシュフローなど、様々な観点から分析する事によって、経営戦略の策定や、事業プロジェクト・株式・M&Aなどへの投資判断を行ったりします。

財務モデルの用途

これら財務分析が出来るツールの事を、一般的に『財務モデル』と呼ぶわけです。

財務分析は戦略コンサルティングのプロセスの一部

通常はマイクロソフトのエクセルで作成しますが、事業規模によりましてはその限りではありません。

3つの財務諸表をエクセルで作成

当サイトに関するお知らせ:
上記の画像を含め、本サイトでご紹介している表やグラフなどは全て、ある架空のケーススタディに基づいて作成されたモデルです。開発時のもので英語表記となってしまいます(申し訳ございません)が、参考情報として掲載しています。

ただ、一つの財務モデルで全ての分析をカバー出来るわけではないため、実際には目的に応じて作成されます。例えば、財務予測モデル・M&Aモデル・資金調達モデル・シナリオモデルなどがあり、将来の業績を予測する財務モデル一つとっても、分析の仕方は様々です。『ご相談内容の例』ページの見出し11では、どのようなやり方があるか概要を説明しています。

What-If-Analysisの財務モデル例

とは言いましても、ご相談の度に一からモデルを作成していたのでは、ご多忙なクライアントのニーズを満たす事はできないので、ベースとなる財務モデルはあらかじめ作成しています。最も基本的な内容となっており、入力情報を調整すれば、ある程度汎用的には使えるようにしてあります。

仮定のデータを入力すれば分析できるようになっている

それらツールを使用して、どのようにクライアントのご相談に応じるか、参考としていくつかのケースで流れをご紹介したいと思います。

2.新商品開発のご相談ケース

まずは、新商品開発に関するご相談があった場合です。

クライアントのご要望にもよるのですが、通常はいきなり財務分析を行わず、まずは全体のビジネス環境を把握するために、様々なアプローチで戦略分析を行います。

※ 掲載している分析方法は一例です。

その上で、新商品のビジネスモデルを図解し、売上などの収益性予測を行います。

Eコマース新商品開発モデルをベースに、財務モデルを作成する

様々な分析結果が得られますので、それらデータを基にして、課題解決に結びつくと考えられる提案を行っていきます。

※ 掲載しているダイアグラムやチャートは一例です。

3.事業改善のご相談ケース

次に、事業改善のご相談があった場合の基本的アプローチについてご紹介します。

まずは、クライアントが望んでいる事業改善がどういうものか、出来るだけ具体的に詰めていきます。

その上で、会社が置かれている状況を把握するため、まずはクライアントとのインタビューと財務諸表より現在の業績を分析します。加えて、現況のまま事業が推移していくとどうなるのか、将来の業績も予測してみます。

会社の過去業績と将来業績を財務モデルで分析

※ 掲載している表は参考例です。

問題や課題が見えてまいりましたら、さらなる戦略分析や財務分析により原因や解決策を探ります。分析のアプローチは、基本的に見出し2と同じです。ただし、こちらは商品戦略ではなく事業戦略となりますので、分析の規模は大きくなる傾向にあります。

Eコマース単一事業モデルをベースに、財務モデルを作成する

例えば、「売上を増やしたい」というご相談の場合、クライアントの商品製造キャパシティが十分な場合は、市場の需要が増やせないかどうかを見ていきますし、逆に製造キャパシティが不十分な場合は、工程のボトルネックを減らして商品の供給量を増やせないかどうかを見ていきます。前者のアプローチをトップダウン分析、そして後者のアプローチはボトムアップ分析と言います。

Eコマース単一事業モデル-トップダウンもしくはボトムアップ分析

このような戦略分析および財務分析を通して、どうすれば事業が改善できそうかの仮説を立てたら、具体的なシナリオを基にシミュレーションをしていきます。

シナリオ別の出力ダッシュボード

※ 上の一連のダッシュボードは参考例です。見やすいように編集してあります。

そうやって課題解決の選択肢を絞り込んでいき、ベターと思われる案をクライアントへ提案します。

4.ビジネス分析のコーチングケース

最後は、ビジネスの分析手法を学びたいというご相談があった場合のケースです。

例えば、現在お客様がある企業で働いており、説得力のある提案をするための戦略分析や財務分析のスキルを学びたいとします。

このような場合、ある架空のケーススタディを通して、お客様のビジネス分析スキル向上のお手伝いをする事が可能です。

エクセルを使いながら進めていき、必要に応じてパワーポイント資料や画像の添付もEメールで行います。

ノートPCでメールのやり取りをするイメージ画像

専門学校などで学ぶ場合との違いは、当サービスを活用すれば、クライアントがご興味ある分野のみを集中的にスキルアップ出来る事です。

逆に、就職を前提に資格を取得したい場合などは、当サービスは最適ではありません。

中小企業で働いていたり、もしくは個人事業主の場合、せっかく頑張って資格取得をしても、現実にはそれら広範な知識を使う機会は滅多に訪れない事がほとんどです。

実務で活用されずに忘れていってしまうのはもったいないので、最初から目的が明確で、「これだけは学びたい!」という方に当サービスをお勧めします。

お客様のスキル・学習期間・予算などをお伺いした上で、それに合わせた学習カリキュラムを組んでコーチングいたします。

5.まとめ

このページでは、当漸コンサルティングの財務戦略サービスについて、より詳しく知りたい方向けに分析ツール仕事のアプローチの仕方を簡単にご紹介いたしました。

『財務モデル』は適切に作成・運用されれば、ビジネスにおいて非常に強力なツールとなります。

以前は大手企業や金融機関で働く財務アナリストによって主に作成・活用されるものだったのですが、基本的な理論さえ分かっていれば、中小企業の事業分析・予測分析はもとより、一般のご家庭の家計表として収支管理にも応用可能です。

売上・コスト・資産・キャッシュフローに関するご相談でしたら、クライアントのビジネスに合わせた財務モデルを当方で作成しつつ、課題解決へのご提案などをさせていただきます。

また、財務モデルをご自身で作成して、売上・コストなどの管理・予測を自由に行いたいという方向けに、ビジネスコーチングやサポートも行っています。複雑な計算などは行わないので、エクセルの使い方をある程度心得ていらっしゃる方であれば大丈夫と思います。

まずはお問い合わせください。