ここでは、『Eメール戦略相談』や『戦略コンサルティング』サービスに関する一般的な疑問点について、Q&A方式で解説しています。
Q1:「戦略コンサルティングってどんなお仕事ですか?」
A1:「戦略コンサルティングとは、クライアントのビジネスが有利になるように、そして人生が上向くように提案をしたり、実行支援をしたりするジェネリックなお仕事です。特に、当漸コンサルティングのサービスは、リサーチや分析による課題解決に向けた提案を重視しています。日本語と英語による戦略分析および財務分析が強みです」
Q2:「戦略コンサルタントに相談すると、ビジネスでは具体的にどんなメリットがあるのですか?」
A2:「プロから助言を受ける事で、ビジネスや仕事環境が改善され、それが利益増・資本コスト減・安定したキャッシュフローに繋がり、結果として経営の安定化に繋がる可能性が高くなります」
Q3:「どうやって利益増・収入増に繋がるようなアドバイスをするのですか?」
A3:「漸コンサルティングでは、クライアントの抱えている損失を減らし、利益を増やしていくために、フレームワークによる戦略分析や財務モデルによる事業分析を行っています。グローバルな大手企業でも採用されている分析手法です。もちろん、それらはあくまでテクニックであり、それだけでコンサルティングが出来るわけではありません。個人の経験や生まれ持った感性・共感力などもフル活用してアドバイスをします」
Q4:「『戦略』という言葉は様々なシーンで聞きますけれど、そもそも何なのでしょうか?」
A4:「『戦略』の定義はいろいろあるのですが、ビジネスにおける戦略の意味となりますと、例えば『企業戦略(経営戦略)』と言えば、大局的視野において持続的に会社が成長していくための方法の事を指します。それが『事業戦略』となれば、商品やサービスを新規開発する際の、事業の方向性や計画などを指します」
補足:これだけの説明では分かりづらいと思うので、詳しくはこちらのページ『戦略と戦術について』で解説します。一読してみてください。
Q5:「コンサルティング会社には戦略系と会計系があると聞きました。貴社はどちらですか?」
A5:「答えだけを言いますと、漸コンサルティングは戦略系のサービスを提供しています。ただし、戦略系とは言いましても、財務関連のサービスが苦手というわけではございません。現代はコンサルティング会社の間でもサービスが多様化しているため、昔のように戦略系・会計系として区分する事にはあまり意味が無くなっています」
補足:そもそも、「戦略系・会計系って何のこと?」と思われる方が非常に多いと思います。なので、このご質問もQ4同様に、詳細は『戦略系と会計系ファームの違い』ページで解説します。
Q6:「Eメール戦略相談サポートサービスでは、どんな事を相談できるのですか?」
A6:「戦略コンサルタントとして相談に乗れそうなトピックであれば、どんなご相談内容でも構いません。ただし、初めはビジネス関連の内容を主体にしていただけたらと思います」
Q7:「お金を払ってまで相談する価値はある?」
A7:「お金を払うほどの価値が当サービスにあるかどうかは人によります。参考として第三者のプロの意見を知りたい方には、価値があると思います」
Q8:「契約はあるのですか?サービスを止めたくなったらどうすれば良いのでしょうか?」
A8:「Eメール戦略相談サービスについては、書類で取り交わすような契約はありません。そのため、いつでもサービスを止める事ができますし再開も出来ます。例えば、2月分の相談料金を支払い、クライアントから延長の申し出が無ければ、その月でサービスは終了となります。自動延長などはありませんので、ご安心ください」
Q9:「クレジットカード等でのお支払いは出来ないのですか?」
A9:「大変申し訳ございません。お客様から見れば、クレジットカードなどでのお支払いが大変便利である事は重々承知しております。ただ、当方の事業規模ですと事務手数料が高く、料金をその分上乗せしなくてはなりません。将来的には別の方法も考えているのですが、現時点では銀行振り込みでのお支払いをお願いしております」
Q10:「支払いが毎月だと、手間や手数料がかかって大変なのですが?」
A10:「Eメール戦略相談サービスの場合、料金は毎月支払いとなるため、リピーターのお客様ほど手続きがご面倒になります。将来的には何とかしたいと考えているのですが、当面の解決策といたしましては、もしサービスを数か月間ご利用する予定でしたら、最大4か月分の前払いをお受けします。そうする事で、振り込みの手間数を減らし、手数料も節約する事が可能となります」
Q11:「サービスに納得できない場合、返品や返金はできるのですか?」
A11:「すでにサービスを準備もしくは提供しておりますので、原則としてお客様都合での返品・返金は受け付けていません。他社様で商品やサービスをご購入された場合でも、それは同じだと思います。ただし、具体的に契約を取り交わしている戦略コンサルティングサービスにつきましては、コンサルタントが契約内容を遂行出来ていなければ、その程度により、一部返金もしくは全額返金の対象になる場合(※)があります」
※ 自然災害など事前に予測困難な問題が起きた場合は、その状況によりこの限りではありません。
Q12:「最初にお会いできますか?」
A12:「初めてのお客様には、まずEメール戦略相談サービスをご案内しております。そこでご相談内容をお伺いし、分析をした結果、メールのみでの解決が難しそうでしたら、対面での戦略コンサルティングサービスを改めてご案内する形を取っています」
Q13:「コンサルタントはご自身のお仕事に対し、どこまで責任を負うのでしょうか?」
A13:「これは、どのようにお答えしたら良いかで少し悩むのですが、請負業とコンサルティング業の違いでご説明してみようと思います。ちょっと長くなります。
一般的に請負業は、クライアントに提出する成果物の要件が明確に定められているため、結果に対して大きな責任を負っていると言えます。つまり、成果物の完成によってのみ判断されるという事ですね。例えば、クライアント企業のウェブサイト制作を請け負うようなお仕事が当てはまります。その場合、サイト制作という限られた範囲においては、途中の工程や作業方法については、原則としてクライアント企業は関与・指示ができません。請負業者に現場の決定権があります。
コンサルティング業の方も同様に、クライアントへ提出する成果物の要件は一応定められているのですが、請負業ほど厳密ではありません。なぜならば、現実には不確定要素が多くて、計画通りに進めても成功の保障はないからです。加えて、コンサルタントは現場の決定権を持っていないので、結果に対して責任を取りにくいという実情もあります。
コンサルタントの語源である英語の『Consult』とは元々、『相談する』や『診てもらう』という意味であり、日本語では『相談役』という呼称がより的を射ています。
そう考えますと、コンサルタントの存在意義はいかにクライアントとコミュニケーションを取って、価値ある情報を共有できるかにあり、仕事の結果責任がどうこうというよりも、その過程でのサービス内容にクライアントが十分満足してさえいれば、それで問題はないという見方もできるはずです。
昔は請負業とコンサルティング業で役割がしっかり分かれていたので、誤解も少なかったようですが、現代はコンサルタントの方が請負の仕事を引き受けたり、逆に請負業者の方がコンサルタントの仕事を引き受けたりされるケースが増えています。
業種による線引きが曖昧になっているために、期待のミスマッチが生じて、コンサルティングサービスに満足できなかった人々の間で批評が起きていると私は感じました。
私の結論とすれば、一般的にコンサルタントは請負業者の方々と比べ、結果責任はそれほど重くありませんが、逆に経過責任が重いと考えます。コンサルタントがちゃんと仕事をしているかどうかを評価するのはクライアントです。ただ、仕事の特性上、責任の範囲を具体化するのは難しいので、内容に満足できなければ、契約をそれ以上延長しなかったり、契約を解除したりする事で評価・判断するしかないと思います。
答えになっているかどうか分かりませんが、「コンサルタントはただ話すだけで、現場の仕事をしないし、結果に対して責任も取らない」という批判的コメントを以前ネットで見たことがありますので、なぜそういう批判が出るのかを考えながら書いてみました。