興味を持って学び・挑戦することの重要さ-バランスよく心技体を養っていく方法
皆さま、こんにちは
今回は、大人になっても新しい物事に対して興味を持って学び、そして挑戦する事の重要性について論じたいと思います。
初めに、子供の頃、よく親から「好き嫌いをせずに食べなさい」と言われた事がないでしょうか?
それは、バランスよく栄養を取る事で健やかに成長していくためですが、スキル(知識)や心においても同じ事が言えると思います。
先入観なしで様々な知識・経験を得る事で、バランスよく心・技・体を鍛えていくことができます。それを、今回実際に自身で体験したのでご紹介いたします。
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1.普段と異なる行動から現状の自分、新たな可能性を知る
最近のお話となりますが、私はジェネレーティブAIとなわとびに興味を持ちました。
AI技術に関しては自分の専門外となりますし、そして、なわとびに関しては子供の頃以来の挑戦となります。
なぜ普段とは異なる行動を取ったのかと言いますと、それは、現状の自分そして新たな可能性を知る上で、何らかの手掛かりが得られると思ったからです。
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1-1.AI技術のリサーチ・考察・検証から得られた洞察
まず、AIについて関心を持ったきっかけは、ここ数か月間頻繁にニュースで流れていますし、自分の仕事にどれだけの影響があるのか、そして将来的にどれほどのポテンシャルを持っているのかが少し気になったからです。
個人的には、自分の力がそう簡単に機械に負けるとは思っていませんが、これほど世間で騒がれている以上、ビジネス的にはリサーチが必要と判断いたしました。
そこで、ChatGPTおよびBingチャットを使いながらの考察・検証動画を先日作成しました。
結果として、ジェネレーティブAIにはいくつかの特徴があるという事が分かりました。そして、細かな規制は作らずに、AIは自由に進化させていった方が良いという持論を、政治・経済・人類の進化という観点で論じ、最後に、技術的進化に対して人類はどうすべきか、どうあるべきかという提言をいたしました。
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ここから、(AI関連以外で)どのような洞察を得たかと言いますと、興味を持って学ぶ重要性についてです。久しぶりに新たな視野、可能性が見えた気がいたしました。
この考察・検証のおかげで、多種多様な世間の意見は参考にしつつも、あまり振り回されずに世の中の変化に対処していこう、という心構えを持つことが出来ました。
1-2.なわとびに挑戦して得られた洞察
次に、なわとびに挑戦しようと思ったきっかけについてですが、中年のおっさんとして多少経緯があるので、最初に簡単に説明しておきたいと思います。
思い起こしますと、2020年のコロナパンデミック以前は、毎週2~3回、1時間以上のジョギングを習慣としていました。かなり速いペースで走る事が出来ていたので、将来はアマチュアマラソンに挑戦してみようかとも、当時頭によぎり始めていたくらいです。
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しかし、コロナパンデミックが騒がれ始めた頃に私もダウンしてしまい、数日間寝込むことになりました。それ以来、体に変調も出てきたので、完全に自宅でのインドアトレーニングに切り替えたわけです。
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それから約3年が経ち、ずっと室内で筋力トレーニングを行ってきたわけですが、自分の身体能力が現状どうなっているのかが気になり始めました。そこで、手始めに庭先で手軽に出来るなわとびを購入した次第です。
実際にやってみると、コロナ以前の頃とは全然勝手が違う事に驚きました。
ずっとトレーニングは行っていたので、筋力とバランス感覚はあると思っていましたが、その分体重も増えたためか、ジャンプ時の関節部分への負荷が思った以上にあります。準備運動をせずに無理をしたら、関節や筋を痛めかねません。それと、リズム感・瞬発力が無くなっているので、すぐに縄がひっかかってしまいます。後、持久力も無くなっている事に気づきました。
中年おっさんのなわとび課題をまとめると、以下のようになります。
- 関節部分への負荷軽減
- リズム感の向上
- 瞬発力の向上
- 持久力の向上
明らかではありますが、ここから何が分かったかと言いますと、コロナパンデミックという環境的要因を起因とする、有酸素運動不足による身体能力の低下です。
テレワークや巣篭もりを続けて、長年自分の体力を測っていない方は、一度試されることをお勧めします。きっと驚きますよ。
以上のような、AIの考察・検証と、なわとび体験を経て、新たに学び・挑戦する事の重要性を私は実感したわけです。
2.なぜ興味を持って学び、挑戦する事が重要なのか?
次に、この段落では前段落での事例を基にして、なぜ新たな学びや挑戦が大事なのかについて、その根本的理由を深堀していきます。
一般的に学生の時には、学校の方で学習カリキュラムを組みますので、自分で何を勉強するか考えずとも、バランスよく学ぶことができます。
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しかし、大人になりますと中々そういうわけにはいきません。生活がある以上、大半の時間をどうしても自身のお仕事に捧げがちになります。
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またプライベートでは、レジャーや個人の趣味、そして家族がいれば、家族サービスに限られた時間を使うようになります。中には、キャリアアップのために独学をする人もいるかもしれませんね。
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このように、現代社会では個人的または家族的理由で、自分の時間のほとんどを費やしています。政治・経済・社会・自然などのマクロ的問題は、認識はしていても後回しにされ、そこから生じた混乱に対しては、結果的に国民皆がそれら代償を支払う事になります。
ここで視点を変え、YouTubeなどのSNSを日常的にご覧になっている方であればお気づきの事と思うのですが、例えば、『アウトドア』を趣味としていて、それに関連するコンテンツを連続して見ていると、お勧め欄にはアウトドアに関する動画がほとんどとなります。
もちろん、ご本人にとっては自分の興味ある動画や記事を、連続的・効率的に見ることが出来るので良いですし、加えて、そのような情報に継続的に触れることで、ある特定の集団に属しているという、帰属意識・連帯意識も生まれます。孤独な現代社会人にとって、共通の関心事がある人達同士で集まれるSNSメディア(Facebook、Twitter、LINE、YouTubeなど)が、これだけ一気に普及したのも当然と言えます。
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しかし、気を付けないといけないのは、価値観の似た者同士が集まる以上、常に偏った情報にさらされることになるので、それが社会の常識と勘違いしやすくなるという事です。自分がアウトドア好きだからと言って、皆がそうとは限りませんし、社会的ブームになっているとは限りません。さらに自分の属するコミュニティ内で発信されたものであれば、たとえその情報がフェイクであっても信じやすくなります。
このように、各人が属するコミュニティによって、蓄えられる知識や経験も異なってきますので、そこから何が生じるかと言えば、良く言えば『価値観の多様化』であり、悪く言えば『意識の分断』となります。
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価値観が多様化している現代社会では、昔のように固定観念で人間性を否定されたり、馬鹿にされたりすることも少なくなったので、個人的にはありがたい面もあるのですが、一方で社会全体にとっては弊害も生じています。
その弊害とは、皮肉なことに、価値観の多様性を許容する社会全体の流れが、対立を避けるための上辺だけのコミュニケーションを作り出し、結果として、多くの人が現実世界において深い人間関係を築けず、孤独感に苛まれる事です。その孤独感を和らげるための受け皿として、SNSがあるわけですが、これも皮肉なことに、強固な帰属意識・連帯意識を生み出すので、それが価値観の異なった者同士の意思疎通を妨げ、意識を分断する事に繋がります。
あれ?何か負のスパイラルになっていませんかね……
(ご意見があれば教えてください)
世の中にはいろんな考え・主張がありますが、それぞれの立場で見れば皆一理あるので、国民の代表たる政治家の方々も中々一気通貫した政策を定められず、結局は何事も為せずに社会全体が混乱する事になります。
物事には必ず一長一短があります。多様な価値観を認める社会は素晴らしいものですが、それでうまくやっていくためには、まず、万人が認める社会的原則を定める必要があります。その上で、異なった考えを持った者同士、双方向の敬意・寛容さ・バランス感覚が重要となります。時には強さ・勇気も大事です。
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ネット上ではここ10年、自己主張の強い人が増えた気がしますが、それはSNSメディアの拡がりと深い関係があるように見えます。私も含め、誰でも大なり小なり他者からの承認欲求はあるものです。ネットで『いいね!』が付いて、自分の意見や考えが世間的に認められれば、誰でもうれしいでしょうし、良くも悪くも自尊心・帰属感・連帯感は強まっていきます。ですので、自己コントロールが非常に重要となります。
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つまり、ここで私が最終的に何を言いたいかと言いますと、民主主義国家の国民は、時に個人の信念・趣向・損得を越えて、いろいろな事に興味を持って学び・挑戦し、そこから大局的視野を養い、安定した持続可能社会実現に向けて努力をしていくべきという事です。
3.まとめ
今回は以上となります。
当初は、ジェネレーティブAIとなわとびの事例を通して、自己分析をしながら、新たに学び・挑戦する姿勢から何が得られるかについて、実体験に基づいて説明できれば良いかなと思ったのですが、せっかくなので、なぜその考え方が重要なのかについても考察いたしました。
民主主義の国で生きている私たちは、自分の専門分野の勉強をするだけではなく、健全な社会を作り出す優れた政治家を輩出するために、幅広い学問・経験も必要という事です。
価値観の似た者同士で集まれるSNSのようなサービスは、お互い話も弾んで楽しいですし、仲間内で結束も強くなるので社会には必要な一方で、のめり込み過ぎると、価値観が異なった人々の間で意識の分断が生じるリスクもあると分かりました。
皆子供の頃に、よく親から「好き嫌いをせずに食べなさい」と言われたと思います。好きなものばかり食べていたら体に良くないように、知識や心も好きなものばかり(必要なものばかり)受け入れていたら良くないのではないでしょうか?これは、結構的を射ているような気がいたします。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
戦略コンサルタント
味水 隆廣
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