『UGREEN M.2 SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2022』をレビュー:アルミ素材と熱伝導シートで強力冷却
皆さま、こんにちは
今回は、前回購入した『UGREEN M.2 SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2021』の使い勝手が良かったので、同メーカーの最新バージョン『UGREEN M.2 SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2022』も購入しました。
前回と同様、大容量でかつ高速データ通信が可能なUSBメモリとして使用するためです。
それでは早速レビューしてみたいと思います。
1.開封レビュー
商品が届きました。
![1-外付けSSDケースの外箱](https://zen-consulting.net/wp-content/uploads/2024/01/1-外付けSSDケースの外箱-1024x768.jpg)
開封してみると、以下の内容物が含まれていました。
![1-外付けSSDケースの内容物](https://zen-consulting.net/wp-content/uploads/2024/01/1-外付けSSDケースの内容物-1024x768.jpg)
内容物:
- 外付けケース
- USB Type A-Cケーブル
- USB Type C-Cケーブル
- SSD用熱伝導シート
- シリコンラバー
- プラスドライバー
- 固定用ゴムナット(予備)
- 説明書等
2021年バージョンと比べ、こちらの2022年バージョンのケースは値段が高めだからか、若干作りに高級感があるような気がします。それとケースを手に取ってみると、何かひんやりしていますね。放熱性の高いアルミ素材を使っているからでしょうか。
![1-UGREEN_M.2_SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2022表](https://zen-consulting.net/wp-content/uploads/2024/01/1-UGREEN_M.2_SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2022表-1024x768.jpg)
そして裏面はこんな感じとなっています。
![1-UGREEN_M.2_SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2022裏](https://zen-consulting.net/wp-content/uploads/2024/01/1-UGREEN_M.2_SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2022裏-1024x768.jpg)
手前にはUSBケーブルを挿すポートが一つあります。
![1-USBタイプCポートがある](https://zen-consulting.net/wp-content/uploads/2024/01/1-USBタイプCポートがある-1024x768.jpg)
付属のプラスドライバーでケースの蓋を開けます。2021年バージョンのケースでは工具無しで内部にアクセスできたのですが、こちらでは出来ません。
![1-付属のドライバーで外付けケースの蓋を開ける](https://zen-consulting.net/wp-content/uploads/2024/01/1-付属のドライバーで外付けケースの蓋を開ける-1024x768.jpg)
蓋を開けました。ここで、SSD固定用のゴムナットを取り外しておきます。結構ガッチリはまっているので、手で取りづらい場合は、先の細いペンチなどを使ってゆっくり抜いても良いと思います。
![1-ケースの蓋を開けた状態](https://zen-consulting.net/wp-content/uploads/2024/01/1-ケースの蓋を開けた状態-1024x768.jpg)
M.2 SSDをケース内に取り付け、先ほど外したゴムナットを下記写真のようにSSDの端にはめて、ケース穴に押し込みます。
![1-ゴムナットでSSDを固定する](https://zen-consulting.net/wp-content/uploads/2024/01/1-ゴムナットでSSDを固定する-1024x768.jpg)
こんな感じになりました。
![1-M.2_SSDをケースに取り付ける](https://zen-consulting.net/wp-content/uploads/2024/01/1-M.2_SSDをケースに取り付ける-1024x768.jpg)
前回の低速・低発熱なSATA接続ではなく、今回は高速・高発熱なNVMe接続のSSDを使用しています。
そして、添付されている熱伝導シートをSSDに貼り付けて、蓋をドライバーで閉めます。
2.2022年バージョンの大きな特徴-冷却性能の高さとサイズ
こちらの外付けSSDケースを使用する際の大きなメリットとして、冷却性能が非常に高い事が挙げられます。放熱シートをSSDに取り付けて蓋を閉じる事で、熱をケース表面に逃がせる設計となっているからです。
そのため、高速で発熱の大きいSSDほど、サーマルスロットリングによる速度低下が起きにくいこちらのケースをお勧めします。
他に気づく点とすれば、2022年のバージョンは若干ケースが大きいという事でしょうか。横に置いてみると分かります。まあ、大した問題とは思いませんけれど。
![2-2021年と2022年バージョンのサイズ比較](https://zen-consulting.net/wp-content/uploads/2024/01/2-2021年と2022年バージョンのサイズ比較-1024x768.jpg)
3.使用感について
後は実際の使用感についてですが、2021年バージョンの外付けケースと同じく、動作は安定しています。私のようにUSBメモリの代わりとして時々使用する程度であれば、特に問題は見受けられませんでした。
![3-PCに接続する](https://zen-consulting.net/wp-content/uploads/2024/01/3-PCに接続する-1024x768.jpg)
実際にデータの転送速度を計測してみます。
USBタイプAケーブルで接続した場合の速度は、以下の通りとなります。
![3-Crystal_Disk_Markによる速度計測結果_USB-A_2022](https://zen-consulting.net/wp-content/uploads/2024/01/3-Crystal_Disk_Markによる速度計測結果_USB-A_2022.png)
あれ?意外と遅いですね……NVMeのはずなのに、SATA接続のSSDと同じくらいの速度となっています。
それでは、USBタイプCケーブルで接続したらどうなるのでしょうか?
![3-Crystal_Disk_Markによる速度計測結果_USB-C_2022](https://zen-consulting.net/wp-content/uploads/2024/01/3-Crystal_Disk_Markによる速度計測結果_USB-C_2022.png)
こちらは予想通りの結果となりました。かなり早いですね。
という事は、USBタイプAケーブルだと、SSDの性能を活かしきれないのかもしれません。
4.総評
『UGREEN M.2 SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2022』のレビューは以上となります。
2021年バージョンと比べますと、この2022年バージョンには以下の特徴があると分かりました。
- 冷却性能が高い
- サーマルスロットリングによる速度低下が起きにくい
- 蓋を開けるのに工具が必要
- 価格が若干高い
それ以外は大体同じと思います。どちらも安定度は高いので、個々人の用途で決めれば良いでしょう。
たまにしか使わないのであれば、価格が安めの2021年バージョンで十分でしょうし、高性能なSSDを取り付けて頻繁に使用したいのであれば、冷却性能の高い2022年バージョンをお勧めします。
今回レビューした商品のご購入はこちらからも出来ます
リンク:『UGREEN M.2 SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2022』
リンク:『UGREEN M.2 SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2021』
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