『UGREEN M.2 SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2022』をレビュー:アルミ素材と熱伝導シートで強力冷却

皆さま、こんにちは

今回は、前回購入した『UGREEN M.2 SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2021』の使い勝手が良かったので、同メーカーの最新バージョン『UGREEN M.2 SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2022』も購入しました。

前回と同様、大容量でかつ高速データ通信が可能なUSBメモリとして使用するためです。

それでは早速レビューしてみたいと思います。

1.開封レビュー

商品が届きました。

1-外付けSSDケースの外箱

開封してみると、以下の内容物が含まれていました。

1-外付けSSDケースの内容物

内容物:

  • 外付けケース
  • USB Type A-Cケーブル
  • USB Type C-Cケーブル
  • SSD用熱伝導シート
  • シリコンラバー
  • プラスドライバー
  • 固定用ゴムナット(予備)
  • 説明書等

2021年バージョンと比べ、こちらの2022年バージョンのケースは値段が高めだからか、若干作りに高級感があるような気がします。それとケースを手に取ってみると、何かひんやりしていますね。放熱性の高いアルミ素材を使っているからでしょうか。

1-UGREEN_M.2_SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2022表

そして裏面はこんな感じとなっています。

1-UGREEN_M.2_SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2022裏

手前にはUSBケーブルを挿すポートが一つあります。

1-USBタイプCポートがある

付属のプラスドライバーでケースの蓋を開けます。2021年バージョンのケースでは工具無しで内部にアクセスできたのですが、こちらでは出来ません。

1-付属のドライバーで外付けケースの蓋を開ける

蓋を開けました。ここで、SSD固定用のゴムナットを取り外しておきます。結構ガッチリはまっているので、手で取りづらい場合は、先の細いペンチなどを使ってゆっくり抜いても良いと思います。

1-ケースの蓋を開けた状態

M.2 SSDをケース内に取り付け、先ほど外したゴムナットを下記写真のようにSSDの端にはめて、ケース穴に押し込みます。

1-ゴムナットでSSDを固定する

こんな感じになりました。

1-M.2_SSDをケースに取り付ける

前回の低速・低発熱なSATA接続ではなく、今回は高速・高発熱なNVMe接続のSSDを使用しています。

そして、添付されている熱伝導シートをSSDに貼り付けて、蓋をドライバーで閉めます。

2.2022年バージョンの大きな特徴-冷却性能の高さとサイズ

こちらの外付けSSDケースを使用する際の大きなメリットとして、冷却性能が非常に高い事が挙げられます。放熱シートをSSDに取り付けて蓋を閉じる事で、熱をケース表面に逃がせる設計となっているからです。

そのため、高速で発熱の大きいSSDほど、サーマルスロットリングによる速度低下が起きにくいこちらのケースをお勧めします。

他に気づく点とすれば、2022年のバージョンは若干ケースが大きいという事でしょうか。横に置いてみると分かります。まあ、大した問題とは思いませんけれど。

2-2021年と2022年バージョンのサイズ比較

3.使用感について

後は実際の使用感についてですが、2021年バージョンの外付けケースと同じく、動作は安定しています。私のようにUSBメモリの代わりとして時々使用する程度であれば、特に問題は見受けられませんでした。

3-PCに接続する

実際にデータの転送速度を計測してみます。

USBタイプAケーブルで接続した場合の速度は、以下の通りとなります。

3-Crystal_Disk_Markによる速度計測結果_USB-A_2022

あれ?意外と遅いですね……NVMeのはずなのに、SATA接続のSSDと同じくらいの速度となっています。

それでは、USBタイプCケーブルで接続したらどうなるのでしょうか?

3-Crystal_Disk_Markによる速度計測結果_USB-C_2022

こちらは予想通りの結果となりました。かなり早いですね。

という事は、USBタイプAケーブルだと、SSDの性能を活かしきれないのかもしれません。

4.総評

UGREEN M.2 SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2022』のレビューは以上となります。

2021年バージョンと比べますと、この2022年バージョンには以下の特徴があると分かりました。

  • 冷却性能が高い
    • サーマルスロットリングによる速度低下が起きにくい
  • 蓋を開けるのに工具が必要
  • 価格が若干高い

それ以外は大体同じと思います。どちらも安定度は高いので、個々人の用途で決めれば良いでしょう。

たまにしか使わないのであれば、価格が安めの2021年バージョンで十分でしょうし、高性能なSSDを取り付けて頻繁に使用したいのであれば、冷却性能の高い2022年バージョンをお勧めします。

今回レビューした商品のご購入はこちらからも出来ます

リンク:『UGREEN M.2 SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2022
リンク:『UGREEN M.2 SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2021

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