最近先祖が武士である事を知りました-血は争えないと気づいた瞬間
皆さま、こんにちは
先日、親戚の方々との会合の中で、味水家の先祖に関してのお話がありました。
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そこで、45歳になって初めて私は武士の家系であると分かりました。元々は秋田県にいたようです。先祖は農家だとずっと思っていたので、本当に驚きました。
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30代の頃、震災をきっかけに自分という人間を知ろうとして、様々な書物を読み、そして明治維新の原動力となった『陽明学(武士道精神の一つです)』に辿り着きます。ちなみに、左下の画像が祖の王陽明で、右下の画像がその陽明の教えを日本で最初に広めた、近江聖人こと中江藤樹となります。
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自分の先祖を知らずとも、長年の試行錯誤(自分探し)の結果、武士道の教えに至った事に、何だかただならぬ縁(えにし)を感じます。血は争えないようです。
今思うと、幼少の頃からその片鱗はありました。例えば、今は亡き祖母といつもテレビで時代劇を熱心に見ていましたし、今でも録画して見ています。特にお気に入りは、『鬼平犯科帳』と『御家人斬九郎』です。学生の時、主役である中村吉右衛門と渡辺謙の迫真の演技に魅入られました。
「(武士の家系と)もっと早く知っていれば…」という思いもある一方で、これだけ人生をアレコレと道草してきたゆえの悟りというものもあるので、「まあ今の自分も悪くないな」と感じています。
モノやお金に対する執着心がないのも、そして戦いを恐れないのも、先祖が武士であれば納得できます。というか、全てが腑に落ちます。
それと、私自身は経営者に向いていないと、最初から本能で分かっておりました。だから、人様のビジネスをサポートする経営戦略コンサルタントの道を選んだわけです。自分は戦う武士ではあっても、人をまとめ・導いていく武将ではないという事なのでしょう。先祖や親戚のお話を聞いて、それが何となく分かりました。
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少なくとも、自分の人生の選択が間違いでは無かったと、今回親戚の方々とお会いして分かりましたので、気が楽になりました。本当にうれしいです。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
戦略コンサルタント
味水 隆廣