本出版に至った裏話2:出版が決まるまで
皆さま、こんにちは
前回は出版元である”FIRMSconsulting”様との関わりがどのように変わっていったかをお話いたしました。今回は本出版の話がまとまるまでの交渉の流れについてお話をしたいと思います。
裏話2:出版のお話が決まるまで
“Pre-launch Team”に加わった後、しばらく経ってからCEOのクリスさんからメンバー全員に向けてパイロットプロジェクト発足のお知らせメールが届きました。それは共著本を出すという主旨の内容でした。
メールを読んだ私は少し興味があったので、詳細を知りたく返信いたしました。
クリスさんと直接何度かメールのやり取りを行った後、段々と共著本プロジェクトの全体像が見えてまいりました。当初私が想像していたものと異なっておりましたので、自分のような立場では著者として適さないかもと感じ始めました。そのため、理由をちゃんとご説明した上でプロジェクトの参加をその時はお断りする事にしたんです。
後日追記のメールをいただきまして、そこには寛大なご提案が記されていました。さらに、それまでのやり取りから私の事を本物のプロフェッショナルと褒めていただき、自分で考えているより沢山の事を知っているからぜひ書いてほしいともおっしゃってくださいました。本当にうれしかったです。
結果、自分のためだけでなく彼女の会社の宣伝のためにも本を全力で執筆したくなり、共著本プロジェクトにぜひ参加させてほしいと私からお話を快諾いたしました。いつかは本を書きたいと思ってはおりましたが、最初の書籍が英語での執筆ですから世の中分からないものです。
後日談とまとめ:
後になってから、他の共著者の方々がオリンピックメダリスト、元マッキンゼーコンサルタント、モルガンスタンレー元常務取締役というそうそうたるメンバーだと知り、彼らの肩書を考えるとよく私が著者の一人になれたなと感じます。
全体のテーマが『リーダーシップ』というのも後で分かり、財務戦略の観点からどのような文章構成とするかかなり悩みました。読者の方は気づいたと思うのですが、私の章だけリーダーシップ理論に基づくケーススタディという独特な流れになっています。他の著者の方と構成が異なる理由は、コンサルタントとしての守秘義務も当然ありますけれど、何より自分が20代の頃に読みたかった内容とするためでした。その目的ですとこの構成がベストだと思います。もし若かった時に読むことが出来ていたら、もっと早く成長出来ていたかもしれません。
2021年の9月初め頃から執筆を開始し、10月15日が締め切りとなっていましたので、かなりハードなスケジュールだったと思います。私の場合、財務モデル作成を含め、実質40日間で自分の章を書き上げた事になります。それと発売は当初2022年1月の予定だったのですが、出版関係者がコロナにかかって3月に延びたりとハプニングもありました。
今思いますと、本出版の交渉がスムーズに進んだのは、書籍レビューを行うなどで事前に”Pre-launch Team”に加われるほど信用を積み重ねていたからなのかなと感じます。
クリスさんはじめ、他の共著者の方々の名声・ネットワークがあったからこそ、米アマゾンのビジネスカテゴリーの一部で新刊ベストセラーを達成することができました。
出版にはお金もかかりますし、国際プロジェクトという事で私も当初参加すべきかどうか悩みましたが、今回”FIRMSconsulting”様のもとで書籍を出すことが出来て本当に良かったと思いました。
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補足:
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