『UGREEN M.2 SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2021』をレビュー:いざという時に用意しておいた方が良い

皆さま、こんにちは

ここ数年、薄型のノートPCを使う機会が多くなり、SSDもコンパクトなM.2タイプが手元に増えてきました。

そこで今回は、余ったストレージを有効活用し、さらにいざという時のデータレスキュー用として、『UGREEN M.2 SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2021』をレビューしたいと思います。

1.開封レビュー

商品が届きました。

1-商品の外箱

さっそく開封してみると、内容物はこんな感じとなります。

2-商品の内容物

内容物:

  • 外付けケース
  • USB Type A-Cケーブル
  • USB Type C-Cケーブル
  • シリコンラバー
  • 固定用ゴムナット(予備)
  • 説明書等

USBケーブルが二つ付いてくる(※1)のが地味にありがたいですね。

※1:PC接続側のコネクター形状が『Type A』と『Type C』、それぞれ一本ずつ付いてきます。

さっそくSSDを取り付けてみます。まずは、中のケースを底から指で押し出します。

3-底を親指で押し込んでケースを開く

中のケースが取り出せました。真ん中の空いている部分にM.2 SSDを取り付けます。

4-中のケースを取り出した状態

人差し指部分にある、固定用ゴムナットを取り外します。

5-固定用ゴムナットを取り外します

固定ナットを取り外しました。

6-ナットを取り外しました

手元に余っているM.2 SSDを取り付けてみます。ここで使うのは、NVMeではなくSATA接続で、容量は128GBのものです。データの転送速度が、最新規格のNVMeよりもずっと遅くなりますが、ただ私はUSBフラッシュメモリの代わりとして使いたいので、この構成でも十分な速度です。

7-余っているM.2-SSDを取り付けます

固定用ゴムナットを、下の写真のようにSSDの端に取り付けます。

8-固定用ゴムナットお写真のように取り付けます

ゴムナットの穴に合わせるよう、中のケースにSSDを取り付けます。

9-中のケースにSSDを取り付けます

SSDをちゃんと装着できました。揺らしてもグラつく事はありません。

10-ちゃんと装着できました

中のケースをスライドして、外側のケースにはめ込みます。

11-スライドして中のケースを閉めます

これで、SSDの取り付け作業が完了しました。思った以上に簡単です。

12-SSDの取り付けが完了しました

次に、付属のUSBケーブルを取り出します。PCに搭載されているUSBポートによって、『Type C』または『Type A』と使い分ける事が出来ます。こういうちょっとした気遣いがありがたいです。

13-付属のUSBケーブルを使用します

PCに接続します。

14-USBケーブルを使ってPCに接続します

試しに、データの転送速度を計測してみました。

USBタイプAケーブルで接続した場合の速度は、以下の通りとなります。

M.2-SSD-SATA-128GB-データ転送速度

次は、USBタイプCケーブルで接続した場合です。

Crystal_Disk_Markによる速度計測結果_USB-C_2021_SATA

予想通り、SATA接続で、かつストレージ容量が128GBしかないので、データ転送速度は遅めとなっています。しかし、それでもUSBフラッシュメモリよりははるかに高速なので、個人的には満足しているのですが。

2.使用感について

実際にこの外付けケースを使ってみて、私が購入して良かったと思う点を五つ上げてみます。

NVMeとSATA両対応:
現在、NVMeとSATA接続の両方のSSDを持っているので、外付けケースは二つの規格をサポートしている事が購入前の条件となっていました。実際使ってみると、わざわざケースを使い分ける必要がないため便利です。たとえSATAを使う予定が無くとも、念のため両対応のケースを購入しておくと、いざという時に安心だと思います。

幅広いサイズに対応:
本商品で対応しているSSDのサイズは、通常の2280から小型の2230までと幅広いです。私は2280と2242サイズを持っているため、外付けケースが幅広いサイズに対応している事は重要でした。しかし、ほとんどのPCは2280サイズを採用しており、今のところ2242サイズを外付けケースで使う予定はないため、使用感については今のところ分かりません。

工具が必要ないこと:
SSDケースの中にはドライバーなど工具が無いと開けられないものもありますが、これは工具なしで分解してSSDを取り付けられるので、非常に使いやすいと思います。

高い安定性:
今まで使ってきて、気になるような異常動作を経験したことはまだありません。安定度は高いのではないでしょうか?

高速通信が可能:
USB3.2 Gen2接続で、最大10Gbpsの高速データ通信が可能となっています。現時点では、そこまでのスピード性能を求めていないので、私は出した事がありませんが、将来的にはより高速なSSDに入れ替える予定なので、性能的にまだ余力を持っているというのは心強いですね。

一つ注意点として、M.2 SSDは基盤むき出しとなっています。そのため、取扱いには十分な注意が必要となります。特に冬場の静電気にはお気を付けください。帯電した状態で端子などに触ると、壊してしまう可能性が高いです。

3.総評

全体として、この外付けSSDケースを購入して非常に満足しています。

データを保存するためのデバイスは、少なくとも一つは持っておいた方が良いですね。USBフラッシュメモリよりずっと高速なデータ通信が可能なので、普段使いにおいても実用的ですし、さらに、PCやデータが壊れた時などのいざという時に安心です。

おわり

今回レビューした商品のご購入はこちらからも出来ます

リンク:『UGREEN M.2 SSD外付けケース(NVMe&SATA両対応)2021

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